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2018年1月17日 (水)

フィリピン海プレートが日本列島に深く侵入した理由 少し視点を変えて。四国、中国へのフィリピン海プレートの侵入の仮説

今日は、阪神淡路大地震が23年前に発生した日である。早いものである。あの頃は子供も小さく、働いていた。
 
 当時、私は地震雲にも興味がありそれなりに関心があった。以前にも書いたが、関西でも地震が多く発生し、関東に近似してきて、何となく気持ちが悪いと思っていた。
 ただ、何となく地震はこないとは思っていた。頭の片隅には秀吉の時代に巨大な地震が関西であって秀吉が苦労したことはそれなりに知ってはいたが。
 私は、震災から3か月ほど後に、現地に行った。山陽線は普通で、バスが代行していた。
 それにしても私は人の凄さに驚いた。ビルが傾いても、道路もヒックりかぇつていても人はそこで生活していた。
 
 その後、東北大震災の被災地にも行ったが、阪神淡路大地震とは全く異なる点があった。
 東北では無人の荒れ地が広がっていた。それは津波と原発の影響であった。津波の再来と原発汚染で人が住むことはできなかった。
 それ以後、東北にはいっていない。
 被災者の早い回復を祈るばかりである。
阪神淡路の場合、原発がないので、被災地には何度も行った。また、淡路の地震の露頭にも何度も行った。
 話は本題に戻り、フィリピン海プレートの日本列島への侵入のお話を続ける。弘瀬さんの例の図を示す。3_20171210_4_tr
今までは、等深線の最先端について述べてきた。特に伊勢湾から若狭に侵入する②について注目してきた。
 少し、③、④も述べた。③について述べれば石鎚山コールドロンの影響も追加したい。これは②における熊野コールドロンと鳳来寺山コールドロンと同様の役割を果たす可能性がある。
 ①については別に述べる。
 視点をフィリピン海プレートの最前線のみではなく、もう少し広く見ると、フィリピン海プレートは瀬戸内海全体に侵入していることが分かる。
 伊勢湾に比較して瀬戸内海への等深線の侵入は深くはないが広く全域に侵入している。
 
 この現象は個別のコールドロンの影響なのか、それとも古い傷の影響なのだろうか。
私は、それはやはり火山と構造線の影響であると考えている。
 瀬戸内海には特異な火山がある。そしてその原因は大地の激動が瀬戸内と並行して存在したからである。
 
 瀬戸内の火山とその成因に関しては神戸大の巽さんがまとめを下記に書いている。
『なぜ世界のマグマ研究者が小豆島に注目するのか』
http://www.town.shodoshima.lg.jp/oshirase/tyoutyou-semi/PDF/isinosinpo-tatumikyoujyusiryou.pdf や
www.jstage.jst.go.jp/article/geosoc/115/.../115.../_pdf を見んで頂きたい。また、多くの人が瀬戸内海の火山に関して書いている。
 理解しやすく書いているので是非、読んで頂きたい。
 ここでの結論は、四国には中央構造線をはじめとする地殻を切る大断層があり、それらの活動で瀬戸内海に特有な火山が生じていた。サヌカイトをはじめ、特異な岩石も生まれている。
 火山も構造線も地殻を弱めるから結果的にフィリピン海プレートが浅く、深く四国から中国へ容易に侵入できたのであろう。
 また、最近、赤穂コールドロンが琵琶湖コールドと同様に古く、ユーラシア大陸から移動してきたことも分かった。
 
 現象論としは、伊勢湾から若狭へ抜ける状況と同じである。
 

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