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2018年2月 9日 (金)

フォッサマグナと太平洋プレートの沈み込みが伊豆半島の本土への侵入を助けた。

 弘瀬さんの等深線からの連想の一つである。3_20171210_4_tr
 今までは主に上記図の②、つまり伊勢湾-湖北-若狭のルートのフィリビン海プレートについて述べてきた。
 要すれば、古い断層と古い火山が弱い構造を地下に存在し、それが上記の伊勢湾への該プレートの侵入を促進したというのがポイントである。
 今回は、①の駿河湾や伊豆半島、伊豆諸島などの関連について述べる。
 
駿河湾の場合、伊勢湾構造線等に該当する破壊帯はフォッサマグナである。私はこれがフィリビン海プレートの駿河湾への侵入を決定づけたと思っている。
 それと、太平洋プレートの沈み込みに伴う箱根や伊豆諸島の火山帯は生きている火山帯であり、これがフィリビン海プレートの動きを容易にしたことも、伊豆半島の本土への侵入を助けたものと考えている。
 元々、伊豆諸島のマグマが生まれたのは太平洋プレートの沈み込みが原因である。ここでマグマが生まれ、それがフィリビン海プレートを突き破り伊豆諸島を作った。
 少し話は飛んで、プレートが動ける原因を書く。
プレートの底に関しては地震研の川勝の文献がすばらしい。少し抜粋して記載する。
20180209_tr
 netで「プレートの下」で検索すれば見えるのでそちらを是非、見ていただきたい。要は、固いプレートの下に滑りやすくする層が存在する。
 私は、この構造と火山帯での関係を知りたい。伊豆諸島の下には火山帯があるからフイリピン海プレートの厚さもうくなつているのではないだろうか。
 もしそうだとするとフィリビン海プレートの本土への侵入はさらに容易になるように考える。
 太平洋に面する海岸で海洋プレートの動きを実感できる場所は人により色々あると思う。伊豆半島の狩野川が北流するのもその一つである。
 伊豆半島は巨視的には南から押し込まれているから南に向かう大きな川は少ないだろう。
 私が、フィリビン海プレートの動きを体感として驚いたのは藤川の河口の近くの川原で流れが本流と逆流していることである。
 場所を下記する。
20180209_1co
では、特異な構造が存在するからである。
 上の写真の逆流という場所がそれである。この場所は断層で火成岩の露頭を割って断層が走っている。
 富士川はこのあたりでも急流で河口に近いとは思えないほど、大きな石が散在している。それでもこの川原の川は北上して本流に合流している。
 なお、このあたりの川は北に流れ、富士川に合流する川が多い。一つの川を本図にも記入した。
 それより少し上流でも、稲瀬川、有無瀬川、血瀬川なども同様に、南から北に流れ、富士川に合流している。
 要すれば、フィリビン海プレートの北上の圧力が強い証である。
 今回のポイントは、新しいプレートが陸のプレートに侵入するとき、既に存在する弱点に力が集中するとの概念がポイントである。
 それは②の伊勢湾構造線、①ではフォッサマグナであるとの仮説である。
 話は大幅に飛ぶが、大西洋の中央海嶺のトランスフォーム断層の切っ掛けはその周辺の断層であるとの知見もある。
 
 アフリカと南米の分離しているところにはトランスフォーム断層に関連すの巨大な断層がある。それをたどるとアマゾン川の流れに一致する。
 巨大な海嶺の発達にも断層が作用しているようにも思える。
 プレートの分裂は神戸大の石橋さんが『大地動乱の時代』で書かれた。石橋さんは陸の影響をそれほど書いていない。
 私は、衝突するとき、とくに熱く柔らかいプレートでは陸のプレートの影響を考慮すべきであると考えたい。
 

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