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2018年6月12日 (火)

丹沢山塊や伊豆半島が日本列島に衝突し乗り上げた不思議 その仮説の構築

 伊豆半島が日本列島に衝突したものであることは広く知られていることである。その奥の丹沢山塊も同様に日本列島に衝突したものであるとのお話は、石橋さんの『大地動乱の時代』で読んだ。1994年の発行の本である。
私はこの本を読んで東海道新幹線に乗ることが怖くなった。それはいまでも同様である。1995年には阪神淡路大震災が起こった。これは予想外に、神戸で起こった。今日も、九州と千葉県で地震が発生した。 
私は2000年前後の惑星配列が大きな原因と思っていたがそれだけではないようである。依然として日本の大地の動乱時代は継続している。備えなければいけない。
 それは別として、本題に戻る。海の島が陸に衝突することは私は結構大変なことだと思う。ハワイ諸島は太平洋で生まれ、海没し、天皇海山となる。また、パラオ・九州海嶺もやはり九州の下に貫入している。
 フイリピン海プレートを見ても陸にその一部がのし上げたのは丹沢と伊豆周辺のみである。 
 フイリピン海プレートは伊勢湾でも浅く陸地に侵入しているがそれは本州に乗り上げていることはない。
 なぜ、伊豆で本州に衝突したのか以下に仮説を記載する。
1.伊豆諸島の大元は太平洋プレートが日本海溝で沈み込むことにより火山として発生した。この詳細は何度かこのBlogでも報告した。興味ある人は是非、見て頂きたい。
 それと海でできた砂等が複合したものである。
2.伊豆半島は南の海でできて、それがプレートで運ばれてきたものである。その間、途中でできた火山なども当然付加される。西ノ島が噴火で拡大するのと同様である。
3.フイリピン海プレートは元々温かいものであるが、太平洋プレートで生じる連続的な火山によりさらに温められて軽くなる。
4.この温められた島であった伊豆半島は日本列島と比較しても軽いので容易に沈み込めずに本土に衝突した。
 要すれば、太平洋プレートで連続的に火山がフィリピン海プレートの上に出来たのでプレートの温度は下がらず、軽くなったので、本土の冷たい地殻になかなか沈み込めなくなったということである。
 同じフイリピン海プレートでもパラオ・九州海嶺では温めてくれるものがないので、九州の下に沈み込む。同様に、伊勢湾でも浅く本土の下に沈みこむ。
 ハワイ諸島も当初は温かいが、それを温めてくれるものがないから、結局、天皇海山となり、太平洋に沈み込む。
 伊豆諸島はその意味では極めて珍しい場所ということになる。
フイリピン海プレートは北上する時、もっと深いマントル層からマグマが上昇し火山が作られる。ここの火山は噴火しながらもマグマの地殻への出口は移動しているのだろう。それは伊豆七島の深い奥底に断続しているのだろう。
 それが丹沢や伊豆半島の本土への衝突の原因の一つなのだろう。
 
 

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