« 特捜は朝日新聞を潰すつもりで動いたのか。検事総長は任期の大延長ありか。やはり国策逮捕なのか。議事の出し方が小沢の時と似すぎだ。 | トップページ | ロシアの悪の政策を世界に拡大させる安倍の2島返還論。プーチンは大喜びだろう。 »

2019年1月16日 (水)

フィリピン海プレートの上の地殻の移動速度と該プレートの等深線との関係

 近年、地球内部や深海の状況が随分と明らかになった。こうしたことをベースに日本の長期計画を立案すべきだろう。
 本Blogでも何度か使用させていただいた弘瀬さんのプレートの等深線は実に興味深い。M4_20190113
 Fig-1 太平洋&フィリピン海プレートの等深線
 Fig-1に示した図は弘瀬の図である。太平洋プレートの日本への接近速度は東北と千葉沖では異なっている。
 これは海溝に沈み込むことないし、それ以前で両方向のプレートに何等かの差が生じていることを意味している。フィリピン海プレートの速度に関してもFig-1にかかれており、速度は異なる。
 フィリピン海プレートの侵入は伊豆諸島周辺では太平洋プレートととも干渉しあい、私は早いと思ったが、弘瀬さんの図を見ると太平洋プレートよりも、また、西方のフィリピン海プレートの速度より遅い。
 Pm3_20190112_4jpg_aa
  Fig-2 フイリピン海プレートの等深線
 こうしたプレートがユーラシア大陸の東端である日本に侵入している。ここではフィリピン海プレート(以下PSP)について述べる。
 PSPの本州への侵入を見ると、伊勢湾から若狭湾に向けて特異的に侵入している。つまり、浅く山の尾根のような形で侵入していることが分かる。
 瀬戸内でもそれに近い。
 PSPの侵入に関して面白いデーターは幾つもある。

20190115jpg_aaa
                                        Fig-3  境界面におけるスロースリップ
 Fig-3は境界面における赤印はゆっくり滑りを表している。それは熊野と三河周辺では連続して発生している。四国と紀伊半島の間では消滅している。一方、その北方には赤い点が分布している。
 片や、伊勢湾の北方にはそうした斑点は見られない。最近、紀伊半島と四国の間で、PSPは断裂しているとの情報があった。それについては以前に報告した。
 一方、伊勢湾から関ケ原、若狭へ向けての線で、赤い斑点は見えない。ということは、この場所ではPSPと陸のプレートは膠着していることを意味している。この地域では濃尾地震を始め、天正地震など巨大な地震が続発している。
 つまり、スロースリップがないぶん、両者の結合が大きいため、巨体な地震が続発するものと思われる。
 Pm1_20190112_1jpg_aa                Fig-4 PSPが侵入している地殻表面の移動速度
 Fig-4に示すものは気象庁が報告を始めた、海洋地殻の表面の移動速度である。Pm2_20190112_2jpg_aa
 Fig-5  Fig-4の元データー
 要すれば、熊野周辺のPSPの陸への接近速度は遅い。それは、陸の地殻とPSPの接圧がスロースリップで弱体化している証拠である。
 一方、伊勢湾周辺は陸のプレートとPSPは合体しているからその移動速度は大きいということになる。
 そうすると、何故、伊勢湾から若狭に抜ける地点で、結合がきついのかという点が大きな課題となる。
なお、本件に関しては、昨年、

「2018年10月20日 (土)

 

フイリピン海プレートの伊勢湾から若狭への沈み込みが少ないのに標高は低い不思議」

でその理由を書いた。
 要は、伊勢湾から関ケ原を通り、若狭へ至る地域は極めて昔から弱地であったので、そこにPSPが侵入し、それが自己実現的に継続して、現在も続いているとしたのである。
 気象庁のデーターはそのことをよく表している。
 
 
 

« 特捜は朝日新聞を潰すつもりで動いたのか。検事総長は任期の大延長ありか。やはり国策逮捕なのか。議事の出し方が小沢の時と似すぎだ。 | トップページ | ロシアの悪の政策を世界に拡大させる安倍の2島返還論。プーチンは大喜びだろう。 »

地震・断層・火山・地層・地学」カテゴリの記事

最近の記事

無料ブログはココログ