地震・断層・火山・地層・地学

2019年8月 8日 (木)

日本の地下構造は本格的に大変化したのだろうか。これは一つの仮説である。

 昨夜、浅間山が噴火をした。本件は浅間などの観察機関では察知できなかったとのこと。従来の地震では察知できたとりこと。

 同じような話が草津白根の噴火でもあった。三宅島の噴火においても3000年ぶりの噴火であることは予測できなかった。要すれば、現在の日本の地殻には破壊が広がり、至る所にクラックが生じ、結果として、小規模なマグマの変化は予測できない状態になっているのではないか、ということである。

 また、活断層で無い所で地震が起きたという話も聞く。北海道胆振地震も従来にないややこしい地震であった。なお、胆振地震に関しては二酸化炭素の地中への注入の影響を指摘する情報もある。

 浅間の地震観測は長い実績がある。その観察系が機能しなかった意味は科学技術的には大きな意味がある。御岳の噴火と観測情報に関して色んな情報が流れた。

 熊本の大地震についても記録にないなどの説明がされた。

 東北大地震に関しては昔の記録はあったが、東電の関係者はそれを無視して、結果として大被害をもたらした。

 今回の浅間の噴火も、草津白根の噴火も予知は出はなかった。やはりその意味を真剣に把握する必要がある。

 

 

 

 

 

 

 

2019年7月 3日 (水)

仁和地震の揺れの長さは東北大地震より長いのでは。もしそうであるのなら仁和地震は1000年ぶりではなく3000年に一度の超巨大地震かも

 石橋さんの仁和地震の記載によると、地震の揺れは2時間継続したとのこと。これは887年に生きた人の体感的な記録である。この揺れの長さは気になる記載である。当時の人は現代人に比較して、時間の正確さが劣るかもしれないというのが今回のポイントである。

 例えば、巨大地震で時刻を知らせる手段が当時は壊れた可能性があるかもしれない。2時間の揺れの記載者のとどまっていた大地の耐震性に体感的な継続時間は異なろう。つまり、地震の継続性への記載が現代人と異なる可能性があるのでは、というのが今回のポイントである。要すれば、東北大地震の余震の何処までを継続した揺れと考えられるのかという思考実験の一つである。これは古の記録を読むときの一つの課題となろう。以下はそうした東北大地震の揺れがどのように体感される可能性があるかもしないとま見解を考えた一例である。

 東北大地震の揺れを見ると、2011.3.11の14時46分に本震が発生した。これの時の揺れの体感的な記録は私にはない。長い地震だと私は思った。初期の揺れで巨大地震だとは即、私は思った。しかし、繰り返すが、私には体感した時間の記録はない。この後の余震の記録を見ると、14:51分に余震が発生している。その後、14:58にも2度目のM6.6の余震が続発している。この地震も体感的には元の地震が継続しているとも思われるのではないだろうか。

 この頃はTVで見ていた。続発する地震情報に私は暗澹たる気分になっていた。

 東北大地震の余震の大地震は続発しその後も続く。15:06,15:08,15:12,15:15,15:18,15:25と続発する。これを古人は一つの揺れと考えてもおかしくないと推定する。

 その後は16:28,16:30と続く。一時間ほどあるので、継続とは考えないと私は想像する。その後は17:40である。

 体感的には15:25、つまり、ここまでは同一の揺れと思わる可能性があるのではないかというのが今回の主張のポイントである。人の記憶とはそんなものと私は想像する。次の余震は少し間をおいて、16:28に起こる。さらに16:30にも続発しする。

 つまり、仁和地震は東北大地震より強かったのではというのが結論である。東北大地震は1000年に一度の大地震と言わている。それは地震の痕跡の調査に寄っている。

 このデーターは極めて貴重である。東京電力はこれを無視して、原発の大爆発の原因を作った。

 私が、今、少し気になることは、三宅島の2000年の大噴火である。かの噴火は3000年ぶりということである。巨大地震と巨大噴火の連動性は高い。

 それと西ノ島の大噴火である。要すれば、フイリピン海プレートには巨大な変化が起こっているように思う。その表れが阪神大地震であり、熊本大地震、ごく最近の北大阪地震である。

 そして次の東南海地震で一連の活動は終了するものと推定している。つまり、次の東南海は1000年に一度以上ないし、3千年に一度の大地震になつてもおかしくはないかもしれないと私は時々思う。

 石橋さんの予測は外れることは多い。小田原地震は外れた。しかし、概念は素晴らしい。フイリピン海プレートが断裂するとの概念を出した。

 プレートが断裂するとの概念はプレートテクトニクスと反する思想である。最近の研究で、フィリピン海プレートは紀伊水道から北西に向かい断裂していることが確認差れつつある。マイクロプレートとの発想の原点でもある。

 仁和地震の地震の継続の記録の意味も是非、明らかにしてほしい物である。

 

 

 

 

2019年6月27日 (木)

中部西日本ジェラシラン川により淡路島まで拡散した火山灰は単なる水流で移動したのだろうか、巨大地震の影響はないのか

 これは中部西日本ジェラシラン川により広く西日本に拡散した火山灰の仮説の前のjust ideaに繋がるお話である。穂高で1.76Maに噴火した火山灰は広く西日本に拡散した。

 驚くことは広く近畿に広がったことである。1.76Ma前後の中部日本から西日本の地形は明瞭には判明していない。洪水で火山灰が広がったのは確かなようである。ここでのポイントは降雨による洪水なのかという点である。

 私は、そうではなく、地震によるがけ崩れによる自然ダムの発生なども関与したのではということである。巨大噴火の前後に巨大地震が発生するのはよく知らたことである。

 巨大地震により自然ダムが発生することもよく知らたことである。仁和地震でも広い地域に自然ダムが生じ、それが崩壊し広い範囲に大きな影響を与えたことは幾つかの論文に記載さている。

 それと火山灰が自然ダムの形成に関与することも考える必要があると思う。莫大な量の火山灰が地面を覆い、それが自然ダムの形成の原因になることも考えらる。特に、地震で既に自然ダムが構築されていると、その効果は大きくなるものと思われる。

 ここで、あえて言いたいのは、本中部西日本ジェラシラン川とは、そうした特異な川であり、いつも水が流れている川ではないかもしないということである。

 本川の痕跡の調査にはそうしたことも考慮する必要があるかもしないということである。

2019年6月26日 (水)

次の東南海は仁和地震級になるのかも

 前のblogで、東北大地震と三宅島の噴火から、次の東南海は1000年ぶりの大地震か3000年ぶりの大地震の可能性があると書いた。

 1000年ぶりの大地震と考えると887年に発生した仁和地震が該当するかもしれない。

 仁和地震に関しては石橋さんの文献が詳しい。長い時間揺れて、余震も続発したようである。

 現在の政府の考えている予測は仁和地震も考慮したものであることを祈るばかりである。

 来年のオリンピック、その後の万博、増大する外人観光客対策、備えるべきことは多い。

 日銀は国内企業の株を買うのは止めて、米国と欧州企業、中国、インドの株式を買うべきだ。

 日本の海外子会社も随分と海外投資をし、配当を国内に回している。しかし、本社が地震でやらては税収は増えないだろう。次の東南海で打撃の少ない企業はやはり、海外企業である。

 不幸にして日本と日本企業が大きな打撃を受けた時、なにも影響を受けない会社の株を日銀が無制限な日銀券の発行で購入して置くことが大切である。また、中国のように世界の耕作権を購入して置くことも大切なことである。

2019年6月15日 (土)

現在最長の信濃川は175万年前後の大昔は日本で二番めに長い川であった可能性もあるかも

 日本最長の信濃川は広く知らた川である。それは何時頃からそうだったのであろうか。

私は、日本列島の変遷にも少し興味がある。以下は、現在のJust Ideaである。

 少し前に、日本の歴史上、最も長かった川は中部西日本ジェラシラン川であった可能性があると書いた。中部西日本ジェラシラン川とは、1.7-1.8Ma前の大昔に、飛騨から淡路島までつながった可能性のある幻の大河の名称である。なお、本名称は本blogの著者であるSome dayの命名である。

 もし、飛騨から淡路島までつながる川があればそれは長い川であることに間違いない。飛騨から、近江や大阪を越え、淡路に到達したのであるから。

 古い昔のお話である。一方、信濃川は現存している。穂高も現存している山である。一方、中部西日本ジェラシラン川は現存していない。

 

2019年5月15日 (水)

仮説「現在日本でMMTが成立しているとしても、東南海大地震で日本は破綻する」

 これは一つの仮説である。東南海大地震は2035年前後に起こると鎌田さんらは述べている。この時、震災死者は30万強との説もだされている。

 私は、東南海大地震はもう少し早まるのではと思っている。これは思っているのであって具体的な確証はない。ただ、最近の東南海大地震とその周辺の地震は何とも不気味だ。

 3.11の前に、東北から信越などで大きな地震が続発した。あの時と現在は近いように感じる。3.11大地震前の多くの地震の原因は私はわからなかった。

 私は、石橋さんの「大地動乱」で関東大震災前後の前震については読んでいた。ただ、それと比較しても、上信越から東北の内陸の続発した大地震と、東北のプレート境界地震との関係は思いつかなかった。

 しかし、最近の東南海地震域やその周辺の地震は確実に次の東南海大地震の前震と考えるようになった。阪神淡路で東南海は明確に活発化した。昨年の北大阪地震は明白に東南海の前震だろう。

 最近は再度、力のかかり方は西に向いた。フィリピン海プレートの動きは大陸の地殻に食い込み、大陸の地殻と押し合っているのだろう。その結果、最近では広島周辺でも震度が大きくなるのだろう。フィリピン海プレートと大陸とのせめぎあいが弱い場合には、宮崎県沖の地震の震度は広島周辺では弱いと私は想像している。なお、昔の東南海地震域の震度と広島や琵琶湖周辺の震度との関係は纏める必要があろう。

 地震の話はそれぐらいにして、東南海地震の後の日本の早期回復を図ることは日本にとって極めて大切なことである。以前も書いたが、発電汽船の早期の設置が必要であると私は思う。

 発電所が地震で破損した時、発電汽船を被災地に派遣するのは実に有効だと私は思う。バッテリーを地下に作ることも必須であろう。地下は地上に比較して耐震性が強い。

 軍艦を作るより先に発電汽船とその関連施設を作る必要がある。

 それと、やはり心配なのは財政の赤字である。日銀券の無価値化である。MMT理論によると日本銀行券は安全な資産とのように見えるとのこと。

 しかし、日本がズタズタに破壊されたとき、物の供給は不能となる可能性もある。そうなると、日銀券はゼロ価値化するのでは。MMTの推進者は近い将来、問題があることが判明したら、政策を変更すれば、日銀券の価値は保持できると主張している。

 東南海で日本のサプライチェーンが崩壊し、原発も崩壊したら、日本に物を提供する国は無くなるのではないか3.11でも今でも多くの国は日本産の農産物の輸入を阻止している。

 やはり、アベノミックスは早急に止める必要がある。また、原発も早急に止める必要がある。MMT理論の崩壊の証明が東南海大地震で証明されては大変な事になる。

 東南海は何時起こるか、その時期は誰も分からないただ、来ることは明白である。

 

 

2019年1月16日 (水)

フィリピン海プレートの上の地殻の移動速度と該プレートの等深線との関係

 近年、地球内部や深海の状況が随分と明らかになった。こうしたことをベースに日本の長期計画を立案すべきだろう。
 本Blogでも何度か使用させていただいた弘瀬さんのプレートの等深線は実に興味深い。M4_20190113
 Fig-1 太平洋&フィリピン海プレートの等深線
 Fig-1に示した図は弘瀬の図である。太平洋プレートの日本への接近速度は東北と千葉沖では異なっている。
 これは海溝に沈み込むことないし、それ以前で両方向のプレートに何等かの差が生じていることを意味している。フィリピン海プレートの速度に関してもFig-1にかかれており、速度は異なる。
 フィリピン海プレートの侵入は伊豆諸島周辺では太平洋プレートととも干渉しあい、私は早いと思ったが、弘瀬さんの図を見ると太平洋プレートよりも、また、西方のフィリピン海プレートの速度より遅い。
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  Fig-2 フイリピン海プレートの等深線
 こうしたプレートがユーラシア大陸の東端である日本に侵入している。ここではフィリピン海プレート(以下PSP)について述べる。
 PSPの本州への侵入を見ると、伊勢湾から若狭湾に向けて特異的に侵入している。つまり、浅く山の尾根のような形で侵入していることが分かる。
 瀬戸内でもそれに近い。
 PSPの侵入に関して面白いデーターは幾つもある。

20190115jpg_aaa
                                        Fig-3  境界面におけるスロースリップ
 Fig-3は境界面における赤印はゆっくり滑りを表している。それは熊野と三河周辺では連続して発生している。四国と紀伊半島の間では消滅している。一方、その北方には赤い点が分布している。
 片や、伊勢湾の北方にはそうした斑点は見られない。最近、紀伊半島と四国の間で、PSPは断裂しているとの情報があった。それについては以前に報告した。
 一方、伊勢湾から関ケ原、若狭へ向けての線で、赤い斑点は見えない。ということは、この場所ではPSPと陸のプレートは膠着していることを意味している。この地域では濃尾地震を始め、天正地震など巨大な地震が続発している。
 つまり、スロースリップがないぶん、両者の結合が大きいため、巨体な地震が続発するものと思われる。
 Pm1_20190112_1jpg_aa                Fig-4 PSPが侵入している地殻表面の移動速度
 Fig-4に示すものは気象庁が報告を始めた、海洋地殻の表面の移動速度である。Pm2_20190112_2jpg_aa
 Fig-5  Fig-4の元データー
 要すれば、熊野周辺のPSPの陸への接近速度は遅い。それは、陸の地殻とPSPの接圧がスロースリップで弱体化している証拠である。
 一方、伊勢湾周辺は陸のプレートとPSPは合体しているからその移動速度は大きいということになる。
 そうすると、何故、伊勢湾から若狭に抜ける地点で、結合がきついのかという点が大きな課題となる。
なお、本件に関しては、昨年、

「2018年10月20日 (土)

 

フイリピン海プレートの伊勢湾から若狭への沈み込みが少ないのに標高は低い不思議」

でその理由を書いた。
 要は、伊勢湾から関ケ原を通り、若狭へ至る地域は極めて昔から弱地であったので、そこにPSPが侵入し、それが自己実現的に継続して、現在も続いているとしたのである。
 気象庁のデーターはそのことをよく表している。
 
 
 

2018年11月 6日 (火)

三重県の銚子川にシュードタキライトがあるのか

 銚子川は水のきれいな川として最近、よく紹介される。
三重県の河川は全体に綺麗である。それは花崗斑岩が主体の山が多く、平野が少ないからなのであろう。
私は紀伊半島の東側が好きである。特にこれからの紀東は素晴らしい。年末年始でも冬は来ないことが多い。
そんなことで、ここ35年ほど毎年、10回以上、行く。 海も岩石も素晴らしい。
 この夏、相賀に行ったとき、シュードタキライトに似た石を拾った。私は林さんの本や論文をあらかた読んだ。高木さんの論文も読んだ。写真ではシュードタキライトは随分と見てきたが、残念ながら現物を見たことがない。
 上野の科学博物館に行ったときも見たことはない。
 要は、耳学問、目学問で、実物は知らない。
 最近、相賀の石とは別の石を調べていた時、相賀の石を思い出してみたら、シュードタキライトに近似していると思った。改めて見てみたので少し紹介する。
 Img_9374_aa_1
 銚子川の川原で拾った石は握りこぶしより少し大きな石で、全体は火成岩の一部にガラス質の黒色部が存在している。
 黒色部は硬く、割ると鋭利な面が出る。
Img_9375_tr_1
 次に、火成岩に黒色の石が貫入した場所を示す。
              Img_9376_tr
 狭い部分にも貫入した様子も分かる。
 今後、薄片の作成、また過酸化水素水の付与試験などもして見たい。
 なお、シュードタキライトの判定に過酸化水素水をたらし、そこで酸素が発生したら、そは酸化マンガン脈であるからシュードタキライトではないとの判定を下す人もいるがこけは間違いがあると私は思う。
 シュードタキライトのような脈には酸化マンガンも沈着することがあっても何の不思議がない。
岩石は予想外に脆く、古い岩が永続するとは限らない。他の岩に置き換わることもよくみられる。
 もう少し検討し、本石がシュードタキライトであるからしあるときはもう少し詳細に報告したい。

2018年11月 3日 (土)

昨日20181102(FRI)16.54の紀伊水道の地震はフィリピン海プレートの断裂部の地震なのでは。東南海大地震は2030年代より早まるのでは

 昨日、紀伊水道で地震が発生した。震源は地下50kmとのことであり、スラブ内地震なのであろう。20181102_tr
今回の地震はM5.4とのこと。震源も50kmと深いため、広い範囲で震度1が記録された。特徴的なことは、震度2がX字型に広がっていることである。
 X字の北東方向の敦賀はフィリピン海プレートが、特に浅く日本列島に沈み込みの方向である。また、北西方向の広島方向も同プレートが浅く、かつ、日本列島に深く侵入する方向である。
 この辺のフイリピン海プレートの等深線に関しては弘瀬さんが詳しい。何度も記載した。また、この辺のスラブ地震に関しては石川さんが詳しいのでその論文も添付する。興味のある方は参考にしてください。「ki1_st3505.pdf」をダウンロード 
 石川さんが述べているようにこのあたりにはスラブ地震が発生している。そしてこの地域の地下のスラブは分裂していることが最近明らかになった。下記にポイントが掲載されているので読んでいただきたい。
https://www.nikkei.com/article/DGKDZO16970300V21C10A0TJM000/
 今回はこの断裂部で地震が発生したようである。
 要すれば、断裂部に力か加わり地震が発生したものであろう。
 紀伊半島南部やその周辺の地震は東南海地震に関するものが多いと私は考えている。2004年9/5にはM7.1とM7.4の大きな地震が熊野灘方面で発生した。また、2016.4.1にもM6.1の地震が起こった。
 要すれば、紀伊半島の東部には既に東南海大地震に繋がる大きな歪が蓄積し、それが破壊したのが上記の地震なのであと私は考えている。
 紀伊半島の西方の地震に関しては1995.1.17に阪神淡路大震災が発生している。これは次に起こる東南海大地震の前震であると私は考えている。
 今年起こった北大阪地震も同様に東南海大地震の前震であると考えている。巨大なプレート境界地震の前に内陸部で直下型地震が起こることは広く知られたことである。
 こうした直下型地震とプレート境界地震を統一的に説明する仮説として、私はレバレジット境界地震仮説を以前に提案した。
 それは別にして、紀伊半島の西方にも再度、大きな圧力がかかり始めたということが昨日の地震で証明されたものと思われる。
 阪神淡路が先行したのは、フイリピン海プレートの紀伊水道周辺から日本海にかけての断裂が存在するからと思われる。この断裂に圧力がかかり、阪神淡路大地震が発生したのであろう。
 なお、日本の歴史上最大の大地震である濃尾地震はフィリピン海プレートの断裂とも言える伊勢湾から敦賀に抜ける地域で起こった。
 この濃尾地震に関しては、その後に福井地震、三河地震を起き、その前後に東南海地震が発生した。
 要すれば、紀伊半島周辺の地下には明瞭に圧力がかかり始めたということである。
 多くの地震学者は次の東南海大地震は2030-2040頃に起こると考えている人が多い。
 私は、3.11の東北大地震の影響もあり、次の東南海大地震はこれより早まるのではと考えている。昨日の和歌山の地震はまさにこの先駆けであろう。
 昨日の地震で私が驚いたのは地震に伴い音がしたことである。地下50kmと深い地震であるにも関わらず音がしたことの意味を地震学者は是非、考えてほしい。
 地下50kmになると地温も高くなる。それでもスラブでは地震は起こる。それは広く知られたことではある。
北海道胆振東部地震は直下型地震としては極めて深い震源の地震であった。昨日の和歌山の地震はスラブ地震としては特に深い物ではない。
 しかし、音がしたのは何とも不思議な感じがする。
 何れにしろ、東南海地震がくるときにオリンピックや万博を考えることは大バカ者のすることである。たかが、スポーツ競技のために夏時間を考える大バカ者が日本のTopの中にいることが何とも寂しい。
 以前の東京オリンピックでは秋に開催された。あの時の日本は弱小国であったが、オリンピックの協議内容を考えて、開催時期を決めた。それは1964.10/10-10/24に開催された。
 国民全員に負担を強いる夏時間などの提案はなかった。
  バカなオリンピックに金をかけるより研究費に金をかけるべきである。国立大学の貧困化は目に余る。 以上
 
 

2018年10月20日 (土)

フイリピン海プレートの伊勢湾から若狭への沈み込みが少ないのに標高は低い不思議

 弘瀬さんの等深線の図をまた示す。20181007_aaa
 今回も注目点は伊勢湾から若狭湾に至る地域である。フィリピン海プレートの等深線とは沈み込みの同じ深さを図にしたものである。

 等深線は10kmから始まり、20kmになるとそれは志摩半島から渥美半島の地下になる。20kmの線は10kmの線と特別大きな変化はない。

 30kmになると名古屋周辺での線が北に延びる。さらに40km線になるとそれは
琵琶湖を越えて敦賀に近くなる。

 この線は深くなる線であるから、フイリピン海プレートの深くなるのは、このあたりではその周囲に比較して遅いということである。

 逆に言えば、伊勢湾口から敦賀にかけてフィリピン海プレートは沈み込みが少ないのである。

 片や、この地域は全体に低地が続く。米原駅の近くの標高も国土地理院の地図では86.8mである。なお、琵琶湖の標高は85mである。

 要すれば、地下のフィリピン海プレートの沈み込みは周囲に比較して少ないのに、この周辺の地表の標高は低いのである。

 この事象は不思議なものと言えよう。ユーラシアプレートに衝突したフィリピン海プレートの沈み込みが少ない方が標高が高いのである。

 私は、この現象は軽く温かいフイリピン海プレートが地殻とより粘着し、地殻を引き延ばしているから結果として地表の標高が低くなったものと推測している。

 なお、私は20180117付けで本blog で、どうしてフィリピン海プレートがこの場所で浅くユーラシアプレートに侵入できたのかの仮説を書いているのでそれも参考にして頂きたい。

 要は、自己実現的にこの地域の標高も低下し、それがまた、フィリピン海プレートの侵入の深さも浅くしたものと思われる。

 そうした結果、この地域の地質にもフィリピン海プレートの動きの影響が色濃く発現したものと思われる。そのこともこのBlogに既に書いている。

 私は、この浅くさして、そして速さも周囲より早くユーラシアプレートに侵入できたフィリピン海プレートがより粘着質でユーラシアプレートと合体したことが、この周辺で巨大な直下型地震である濃尾地震や天正地震を発生させたのであると今は推定している。

 これは仮説ではある。さらに検討を加えたいものである。
 

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