地震・断層・火山・地層・地学

2019年6月15日 (土)

現在最長の信濃川は175万年前後の大昔は日本で二番めに長い川であった可能性もあるかも

 日本最長の信濃川は広く知らた川である。それは何時頃からそうだったのであろうか。

私は、日本列島の変遷にも少し興味がある。以下は、現在のJust Ideaである。

 少し前に、日本の歴史上、最も長かった川は中部西日本ジェラシラン川であった可能性があると書いた。中部西日本ジェラシラン川とは、1.7-1.8Ma前の大昔に、飛騨から淡路島までつながった可能性のある幻の大河の名称である。なお、本名称は本blogの著者であるSome dayの命名である。

 もし、飛騨から淡路島までつながる川があればそれは長い川であることに間違いない。飛騨から、近江や大阪を越え、淡路に到達したのであるから。

 古い昔のお話である。一方、信濃川は現存している。穂高も現存している山である。一方、中部西日本ジェラシラン川は現存していない。

 

2019年5月15日 (水)

仮説「現在日本でMMTが成立しているとしても、東南海大地震で日本は破綻する」

 これは一つの仮説である。東南海大地震は2035年前後に起こると鎌田さんらは述べている。この時、震災死者は30万強との説もだされている。

 私は、東南海大地震はもう少し早まるのではと思っている。これは思っているのであって具体的な確証はない。ただ、最近の東南海大地震とその周辺の地震は何とも不気味だ。

 3.11の前に、東北から信越などで大きな地震が続発した。あの時と現在は近いように感じる。3.11大地震前の多くの地震の原因は私はわからなかった。

 私は、石橋さんの「大地動乱」で関東大震災前後の前震については読んでいた。ただ、それと比較しても、上信越から東北の内陸の続発した大地震と、東北のプレート境界地震との関係は思いつかなかった。

 しかし、最近の東南海地震域やその周辺の地震は確実に次の東南海大地震の前震と考えるようになった。阪神淡路で東南海は明確に活発化した。昨年の北大阪地震は明白に東南海の前震だろう。

 最近は再度、力のかかり方は西に向いた。フィリピン海プレートの動きは大陸の地殻に食い込み、大陸の地殻と押し合っているのだろう。その結果、最近では広島周辺でも震度が大きくなるのだろう。フィリピン海プレートと大陸とのせめぎあいが弱い場合には、宮崎県沖の地震の震度は広島周辺では弱いと私は想像している。なお、昔の東南海地震域の震度と広島や琵琶湖周辺の震度との関係は纏める必要があろう。

 地震の話はそれぐらいにして、東南海地震の後の日本の早期回復を図ることは日本にとって極めて大切なことである。以前も書いたが、発電汽船の早期の設置が必要であると私は思う。

 発電所が地震で破損した時、発電汽船を被災地に派遣するのは実に有効だと私は思う。バッテリーを地下に作ることも必須であろう。地下は地上に比較して耐震性が強い。

 軍艦を作るより先に発電汽船とその関連施設を作る必要がある。

 それと、やはり心配なのは財政の赤字である。日銀券の無価値化である。MMT理論によると日本銀行券は安全な資産とのように見えるとのこと。

 しかし、日本がズタズタに破壊されたとき、物の供給は不能となる可能性もある。そうなると、日銀券はゼロ価値化するのでは。MMTの推進者は近い将来、問題があることが判明したら、政策を変更すれば、日銀券の価値は保持できると主張している。

 東南海で日本のサプライチェーンが崩壊し、原発も崩壊したら、日本に物を提供する国は無くなるのではないか3.11でも今でも多くの国は日本産の農産物の輸入を阻止している。

 やはり、アベノミックスは早急に止める必要がある。また、原発も早急に止める必要がある。MMT理論の崩壊の証明が東南海大地震で証明されては大変な事になる。

 東南海は何時起こるか、その時期は誰も分からないただ、来ることは明白である。

 

 

2019年1月16日 (水)

フィリピン海プレートの上の地殻の移動速度と該プレートの等深線との関係

 近年、地球内部や深海の状況が随分と明らかになった。こうしたことをベースに日本の長期計画を立案すべきだろう。
 本Blogでも何度か使用させていただいた弘瀬さんのプレートの等深線は実に興味深い。M4_20190113
 Fig-1 太平洋&フィリピン海プレートの等深線
 Fig-1に示した図は弘瀬の図である。太平洋プレートの日本への接近速度は東北と千葉沖では異なっている。
 これは海溝に沈み込むことないし、それ以前で両方向のプレートに何等かの差が生じていることを意味している。フィリピン海プレートの速度に関してもFig-1にかかれており、速度は異なる。
 フィリピン海プレートの侵入は伊豆諸島周辺では太平洋プレートととも干渉しあい、私は早いと思ったが、弘瀬さんの図を見ると太平洋プレートよりも、また、西方のフィリピン海プレートの速度より遅い。
 Pm3_20190112_4jpg_aa
  Fig-2 フイリピン海プレートの等深線
 こうしたプレートがユーラシア大陸の東端である日本に侵入している。ここではフィリピン海プレート(以下PSP)について述べる。
 PSPの本州への侵入を見ると、伊勢湾から若狭湾に向けて特異的に侵入している。つまり、浅く山の尾根のような形で侵入していることが分かる。
 瀬戸内でもそれに近い。
 PSPの侵入に関して面白いデーターは幾つもある。

20190115jpg_aaa
                                        Fig-3  境界面におけるスロースリップ
 Fig-3は境界面における赤印はゆっくり滑りを表している。それは熊野と三河周辺では連続して発生している。四国と紀伊半島の間では消滅している。一方、その北方には赤い点が分布している。
 片や、伊勢湾の北方にはそうした斑点は見られない。最近、紀伊半島と四国の間で、PSPは断裂しているとの情報があった。それについては以前に報告した。
 一方、伊勢湾から関ケ原、若狭へ向けての線で、赤い斑点は見えない。ということは、この場所ではPSPと陸のプレートは膠着していることを意味している。この地域では濃尾地震を始め、天正地震など巨大な地震が続発している。
 つまり、スロースリップがないぶん、両者の結合が大きいため、巨体な地震が続発するものと思われる。
 Pm1_20190112_1jpg_aa                Fig-4 PSPが侵入している地殻表面の移動速度
 Fig-4に示すものは気象庁が報告を始めた、海洋地殻の表面の移動速度である。Pm2_20190112_2jpg_aa
 Fig-5  Fig-4の元データー
 要すれば、熊野周辺のPSPの陸への接近速度は遅い。それは、陸の地殻とPSPの接圧がスロースリップで弱体化している証拠である。
 一方、伊勢湾周辺は陸のプレートとPSPは合体しているからその移動速度は大きいということになる。
 そうすると、何故、伊勢湾から若狭に抜ける地点で、結合がきついのかという点が大きな課題となる。
なお、本件に関しては、昨年、

「2018年10月20日 (土)

 

フイリピン海プレートの伊勢湾から若狭への沈み込みが少ないのに標高は低い不思議」

でその理由を書いた。
 要は、伊勢湾から関ケ原を通り、若狭へ至る地域は極めて昔から弱地であったので、そこにPSPが侵入し、それが自己実現的に継続して、現在も続いているとしたのである。
 気象庁のデーターはそのことをよく表している。
 
 
 

2018年11月 6日 (火)

三重県の銚子川にシュードタキライトがあるのか

 銚子川は水のきれいな川として最近、よく紹介される。
三重県の河川は全体に綺麗である。それは花崗斑岩が主体の山が多く、平野が少ないからなのであろう。
私は紀伊半島の東側が好きである。特にこれからの紀東は素晴らしい。年末年始でも冬は来ないことが多い。
そんなことで、ここ35年ほど毎年、10回以上、行く。 海も岩石も素晴らしい。
 この夏、相賀に行ったとき、シュードタキライトに似た石を拾った。私は林さんの本や論文をあらかた読んだ。高木さんの論文も読んだ。写真ではシュードタキライトは随分と見てきたが、残念ながら現物を見たことがない。
 上野の科学博物館に行ったときも見たことはない。
 要は、耳学問、目学問で、実物は知らない。
 最近、相賀の石とは別の石を調べていた時、相賀の石を思い出してみたら、シュードタキライトに近似していると思った。改めて見てみたので少し紹介する。
 Img_9374_aa_1
 銚子川の川原で拾った石は握りこぶしより少し大きな石で、全体は火成岩の一部にガラス質の黒色部が存在している。
 黒色部は硬く、割ると鋭利な面が出る。
Img_9375_tr_1
 次に、火成岩に黒色の石が貫入した場所を示す。
              Img_9376_tr
 狭い部分にも貫入した様子も分かる。
 今後、薄片の作成、また過酸化水素水の付与試験などもして見たい。
 なお、シュードタキライトの判定に過酸化水素水をたらし、そこで酸素が発生したら、そは酸化マンガン脈であるからシュードタキライトではないとの判定を下す人もいるがこけは間違いがあると私は思う。
 シュードタキライトのような脈には酸化マンガンも沈着することがあっても何の不思議がない。
岩石は予想外に脆く、古い岩が永続するとは限らない。他の岩に置き換わることもよくみられる。
 もう少し検討し、本石がシュードタキライトであるからしあるときはもう少し詳細に報告したい。

2018年11月 3日 (土)

昨日20181102(FRI)16.54の紀伊水道の地震はフィリピン海プレートの断裂部の地震なのでは。東南海大地震は2030年代より早まるのでは

 昨日、紀伊水道で地震が発生した。震源は地下50kmとのことであり、スラブ内地震なのであろう。20181102_tr
今回の地震はM5.4とのこと。震源も50kmと深いため、広い範囲で震度1が記録された。特徴的なことは、震度2がX字型に広がっていることである。
 X字の北東方向の敦賀はフィリピン海プレートが、特に浅く日本列島に沈み込みの方向である。また、北西方向の広島方向も同プレートが浅く、かつ、日本列島に深く侵入する方向である。
 この辺のフイリピン海プレートの等深線に関しては弘瀬さんが詳しい。何度も記載した。また、この辺のスラブ地震に関しては石川さんが詳しいのでその論文も添付する。興味のある方は参考にしてください。「ki1_st3505.pdf」をダウンロード 
 石川さんが述べているようにこのあたりにはスラブ地震が発生している。そしてこの地域の地下のスラブは分裂していることが最近明らかになった。下記にポイントが掲載されているので読んでいただきたい。
https://www.nikkei.com/article/DGKDZO16970300V21C10A0TJM000/
 今回はこの断裂部で地震が発生したようである。
 要すれば、断裂部に力か加わり地震が発生したものであろう。
 紀伊半島南部やその周辺の地震は東南海地震に関するものが多いと私は考えている。2004年9/5にはM7.1とM7.4の大きな地震が熊野灘方面で発生した。また、2016.4.1にもM6.1の地震が起こった。
 要すれば、紀伊半島の東部には既に東南海大地震に繋がる大きな歪が蓄積し、それが破壊したのが上記の地震なのであと私は考えている。
 紀伊半島の西方の地震に関しては1995.1.17に阪神淡路大震災が発生している。これは次に起こる東南海大地震の前震であると私は考えている。
 今年起こった北大阪地震も同様に東南海大地震の前震であると考えている。巨大なプレート境界地震の前に内陸部で直下型地震が起こることは広く知られたことである。
 こうした直下型地震とプレート境界地震を統一的に説明する仮説として、私はレバレジット境界地震仮説を以前に提案した。
 それは別にして、紀伊半島の西方にも再度、大きな圧力がかかり始めたということが昨日の地震で証明されたものと思われる。
 阪神淡路が先行したのは、フイリピン海プレートの紀伊水道周辺から日本海にかけての断裂が存在するからと思われる。この断裂に圧力がかかり、阪神淡路大地震が発生したのであろう。
 なお、日本の歴史上最大の大地震である濃尾地震はフィリピン海プレートの断裂とも言える伊勢湾から敦賀に抜ける地域で起こった。
 この濃尾地震に関しては、その後に福井地震、三河地震を起き、その前後に東南海地震が発生した。
 要すれば、紀伊半島周辺の地下には明瞭に圧力がかかり始めたということである。
 多くの地震学者は次の東南海大地震は2030-2040頃に起こると考えている人が多い。
 私は、3.11の東北大地震の影響もあり、次の東南海大地震はこれより早まるのではと考えている。昨日の和歌山の地震はまさにこの先駆けであろう。
 昨日の地震で私が驚いたのは地震に伴い音がしたことである。地下50kmと深い地震であるにも関わらず音がしたことの意味を地震学者は是非、考えてほしい。
 地下50kmになると地温も高くなる。それでもスラブでは地震は起こる。それは広く知られたことではある。
北海道胆振東部地震は直下型地震としては極めて深い震源の地震であった。昨日の和歌山の地震はスラブ地震としては特に深い物ではない。
 しかし、音がしたのは何とも不思議な感じがする。
 何れにしろ、東南海地震がくるときにオリンピックや万博を考えることは大バカ者のすることである。たかが、スポーツ競技のために夏時間を考える大バカ者が日本のTopの中にいることが何とも寂しい。
 以前の東京オリンピックでは秋に開催された。あの時の日本は弱小国であったが、オリンピックの協議内容を考えて、開催時期を決めた。それは1964.10/10-10/24に開催された。
 国民全員に負担を強いる夏時間などの提案はなかった。
  バカなオリンピックに金をかけるより研究費に金をかけるべきである。国立大学の貧困化は目に余る。 以上
 
 

2018年10月20日 (土)

フイリピン海プレートの伊勢湾から若狭への沈み込みが少ないのに標高は低い不思議

 弘瀬さんの等深線の図をまた示す。20181007_aaa
 今回も注目点は伊勢湾から若狭湾に至る地域である。フィリピン海プレートの等深線とは沈み込みの同じ深さを図にしたものである。

 等深線は10kmから始まり、20kmになるとそれは志摩半島から渥美半島の地下になる。20kmの線は10kmの線と特別大きな変化はない。

 30kmになると名古屋周辺での線が北に延びる。さらに40km線になるとそれは
琵琶湖を越えて敦賀に近くなる。

 この線は深くなる線であるから、フイリピン海プレートの深くなるのは、このあたりではその周囲に比較して遅いということである。

 逆に言えば、伊勢湾口から敦賀にかけてフィリピン海プレートは沈み込みが少ないのである。

 片や、この地域は全体に低地が続く。米原駅の近くの標高も国土地理院の地図では86.8mである。なお、琵琶湖の標高は85mである。

 要すれば、地下のフィリピン海プレートの沈み込みは周囲に比較して少ないのに、この周辺の地表の標高は低いのである。

 この事象は不思議なものと言えよう。ユーラシアプレートに衝突したフィリピン海プレートの沈み込みが少ない方が標高が高いのである。

 私は、この現象は軽く温かいフイリピン海プレートが地殻とより粘着し、地殻を引き延ばしているから結果として地表の標高が低くなったものと推測している。

 なお、私は20180117付けで本blog で、どうしてフィリピン海プレートがこの場所で浅くユーラシアプレートに侵入できたのかの仮説を書いているのでそれも参考にして頂きたい。

 要は、自己実現的にこの地域の標高も低下し、それがまた、フィリピン海プレートの侵入の深さも浅くしたものと思われる。

 そうした結果、この地域の地質にもフィリピン海プレートの動きの影響が色濃く発現したものと思われる。そのこともこのBlogに既に書いている。

 私は、この浅くさして、そして速さも周囲より早くユーラシアプレートに侵入できたフィリピン海プレートがより粘着質でユーラシアプレートと合体したことが、この周辺で巨大な直下型地震である濃尾地震や天正地震を発生させたのであると今は推定している。

 これは仮説ではある。さらに検討を加えたいものである。
 

2018年10月17日 (水)

日本の直下型巨大地震である濃尾地震と天正地震はどうして中部地方で起こったのか

 これは10/10のBlogの続きである。どうして、日本の直下型の巨大地震である濃尾地震と天正地震が中部日本で起こったのか、ということである。
 
 先日は日光で地震が起こった。今年の一月には草津白根で噴火が起こった。
茨城や千葉県で震度4の地震が続発している。これは海洋スラブに関係するものと思われる。日光の地震は直下型である。
 いよいよ、関東の地下が破壊され、この後は大破壊に繋がるか、この破壊で大破壊は無くなるかの瀬戸際に来ているような気がする。
 今日、三重中部で震度3の地震があった。これも何となく嫌な感じの場所である。中央構造線にも近い。北大阪地震は東に向いていた。
 熊本地震も東に向く傾向がある。一連の東向きの動きが今日の三重の地震のような気もする。2030年代に起こるかもしれないと言われる東南海大地震の前の直下地震の前震のような気もする。なお、これは直感であるに過ぎない。
 話は、日本最大の直下型地震と言われる濃尾地震と天正地震に関する。前者は近代日本で生じたので、色んな資料が残っている。水鳥に資料館があり、断層の破壊の現場も見えるし、この地震による周辺の破壊の状況もよくわかる。語り部の方も親切に説明してくれる。
 この地震で活動した断層も実に複雑である。断層や地震に興味がある人は是非、見学して頂きたい。
 巨大地震は摩訶不思議な活動をすることが分かる。地震の時、断層は想像もつかない動きをすることができました、この場に行って改めて驚く。
 阪神淡路の資料館は淡路島にある。そこでの断層の変化はほぼ直線的なものであるが、濃尾地震での断層の動きは全く異なる。
まず次の表を示す。
20181015_1_tr  日本国内の直下型地震のデーターである。理科年表からの抜粋である。驚くことに、濃尾地震に関連する断層が二つ書かれている。
 根尾谷断層と水鳥断層である。前者は主に横ずれ断層で、ずれ幅は8m,後者は縦ずれ断層で、ずれ幅は6m。
 要すれば、二つの断層が異なる運動をしたのである。なお水鳥断層の呼び名は「みどり断層」と呼ぶ。
 この周辺の濃尾地震における動きを次に示す。
20181015_2_tr1 要すれば、地震断層観察館周辺での断層の動きは実に複雑であった。根尾谷断層も動き、大将軍断層も動き、写真で有名な水鳥断層も動いたのである。
 さらに、次の図も示す。
20181015_3_tr そして、さらに根尾谷断層は梅原断層に飛んで、梅原断層で破壊を続けた。
 濃尾地震とは一つのまっすぐな断層が動いたのではない。根尾谷断層では主に横ずれが生じた。
 写真で有名な断層である水鳥断層では主に縦方向に大地はずれた。
 こうした濃尾地震の断層の動きに関しては現在でも統一答はない。しかし、近代日本はそれでも見事に、断層の動きを把握した。明治の学者の活動に感心するばかりである。
 濃尾地震の特徴は直下型で日本史上、最大の内陸直下型地震ということである。
 その意味することはこの地震の型が特異ということで済ましていいのかということも現代に投げかける。
 換言すれば、内陸でM8の地震が起こる時は単純に一本の断層が活動しただけでは日本ではM8の地震は起こらないということも意味することでもある。
 この説で濃尾地震と同等以上とも言われる天正地震の震源を考えると奇妙なことに気が付く。
 現在でも、天正地震の震源は確定的なことはわからない。それは天正地震の震源を一か所と考えているからかもしれない。
 なお、天正地震の震源は同時に二か所で地震が起こったとの説もあり、これが妥当なのかもしれない。
 この意味することは極めて大きい。
 ここで、纏めると、日本でM8以上の直下型巨大地震が起こる一つのケースは幾つかの断層が同時に起こるということである。
 確かに、濃尾地震の震源域の断層を見ると、大将軍断層と水鳥断層に続く活断層は濃尾地震では活動していないことが分かる。
 要すれば、濃尾地震の震源域では多数の活断層が存在し、それが同時に動いた結果、巨大地震になったのかもしれない。
 日本でM8以上の巨大地震が起こるのは活断層の密集地で起こる可能性が高いということである。

 こうした観点から天正地震の震源が中部日本にあるのも極めて妥当である。熊本地震は大きな地震であった。しかし、かかる見解からすると熊本でM8のような巨大地震が起こらなかったのは極めて幸いなこととも言えるかもしれない。
 
 
 
 
 

2018年6月18日 (月)

レバレジット・プレート境界地震モデルによれば次の東南海大地震は極めて大きなものとなろう。

 先ほど、関西圏にさらに強い地震が起こるかもしれないとの情報が専門家から流された。何とも息苦しいようなお話である。
 誠に申し訳ないが、以下に述べるお話もつらい予測である。
 皆さん、「レバレジット・プレート境界地震モデル」なる用語は聞いたことはないかもしれない。東北大地震の直後に私が考えた地震モデルである。詳細は添付するので参照ください。
 要すれば、巨大なプレート境界地震の前後に内陸で発生する直下型地震との関係を明白化した地震モデルである。
 皆さんご存知のように、プレート境界地震の前に内陸で大地震が起こる。これは大きな被害をもたらす。
 1995年に起こった阪神大地震も内陸地震の例である。また、今日、大阪で起こった地震もこの一例である。
 こうした内陸大地震の後にプレート境界で巨大地震が発生する。
 東北大地震の前にも関東甲信越から東北地方で大きな地震が起こった。その後、20110311日14時46分18秒に、超巨大地震が東北から関東を襲った。
 こうした地震が次の東南海地震でも起こるだろうというのが今日のポイントである。東北大地震の前に、上信越と東北で大きな内陸地震が発生した。この原因を私はわからなかった。
 色々、過去の地震を調べたところ、内陸地震が大きいほど、プレート境界地震は大きそうだと私は3.11の直後に思いついた。
 なお、私は石橋克彦さんの『大地動乱の時代』を1994年に読んでいた。そのP112に本仮説に近いモデルが記載されている。2011年当時、このモデルは忘れていた。しかし、頭のどこかに残っていて、本モデルを立案できたのかもしれないと私も思うことがある。なお、私は経済学修士であるのでレバレジッドとの言葉にはなじみ深い。
 色々書きましたが、ポイントは内陸で大地震が多いほどプレート境界地震は大きくなるというのがポイントである。
 阪神淡路、熊本、本日の大阪も次の東南海の前震であろう。鳥取もそうであろう。要すれば1995年以降の内陸の地震は次の東南海の前震と考えると、今後の東南海地震は東北大地震と比較して同等以上の破壊力があるものと私は想像している。
 そして、あの東北大地震をこの考えのもとに検証すると、この仮説で説明可能であるとの一例も示すことができた。それは次号で示す。
 そんなことで、私は原発も、万博も、オリンピックはなおさら反対である。そうした金を海外に投資すべしというのが私の提案である。 これも次号で述べる。
 

日本は本格的に大地動乱の時代に突入 原発は止め、オリンピック、万博もやめるべし。海外投資を積極的にすべし。

 昨日、群馬で地震があり何とも嫌な予感出した。群馬は地震被害の極めて少ない地域として有名な地域である。いよいよこれで東南海や首都直下地震が近くなったと私は思った。
 今日は驚くことに大阪で直下型の地震が発生した。1995年の阪神淡路の地震の動きは東に向いていた。それが大阪方向に移動したのが今回の結果なのだろう。
 関西から中部の地震に関しては金折理論を私は妥当と考えている。金折さんのマイクロプレートの発想は素晴らしいと思う。
彼は中部・関西の地震に注目しマイクロプレートとブロック境界との概念を出した。また、活断層に関しても自発的に動くものと「お付き合い」的に動く断層の概念を1995年に既に出している。
 お付き合い断層は熊本地震でみられ、近年、注目を浴びている。
 それは別として、阪神淡路の動きは東に向かっていた。今日の地震はその延長方向で起こった。まさにブロック境界地震である。
 次は京都南部から湖西がやはり怖いと私は思う。
 阪神淡路もそうですが今回の地震も長期的には東南海地震の前震であろう。東南海地震は2030年前後との話がある。
 私は万博は止めるべきだと思う。また、当然、オリンピックも止めるべきであると思う。開催中に地震が起こったら暴動になると思う。多くの外国人はとても耐えられないだろう。そのへんを認識する必要がある。
 それと原発の時代ではない。
 話は飛んで、今の日本がすべきことは海外の資産を買うことだろう。土地でも株でも米国債でも買うべきだ。
 膨大な日本国債を活用し外国の国際や株を買うべきだ。また、土地も買い耕作もできるようにすべきだ。
 大地動乱時代の日本民の避難先にするのも一つの方策だ。中国人の民族移転を見習うべきだ。
 日本民族を国内に留めておくのではなく、活躍の場を広く世界に向けさせる必要がある。それは大被害を受けた時の日本を救うものとなろう。
 年金も国内株を買うのではなくドイツや北欧、英国、米国の株を買うべきだ。国内の会社が地震で潰れても海外の会社から年金の資金を受け取れるようにすべきだ。
 日銀の莫大な資産を米国債や米国株にして日本が被災した時の復興資源とすべきだ。東南海大地震で日本が最貧国にならないようにあらゆる対策を立てるべきだ。
 オリンピックや万博に投入する金で海外の資産を買うことが大事だ。
 万博会場が海に埋もれては何の価値もない。
 しっかり長期展望から国債も、投資もすべきだ。
 
 

2018年6月12日 (火)

丹沢山塊や伊豆半島が日本列島に衝突し乗り上げた不思議 その仮説の構築

 伊豆半島が日本列島に衝突したものであることは広く知られていることである。その奥の丹沢山塊も同様に日本列島に衝突したものであるとのお話は、石橋さんの『大地動乱の時代』で読んだ。1994年の発行の本である。
私はこの本を読んで東海道新幹線に乗ることが怖くなった。それはいまでも同様である。1995年には阪神淡路大震災が起こった。これは予想外に、神戸で起こった。今日も、九州と千葉県で地震が発生した。 
私は2000年前後の惑星配列が大きな原因と思っていたがそれだけではないようである。依然として日本の大地の動乱時代は継続している。備えなければいけない。
 それは別として、本題に戻る。海の島が陸に衝突することは私は結構大変なことだと思う。ハワイ諸島は太平洋で生まれ、海没し、天皇海山となる。また、パラオ・九州海嶺もやはり九州の下に貫入している。
 フイリピン海プレートを見ても陸にその一部がのし上げたのは丹沢と伊豆周辺のみである。 
 フイリピン海プレートは伊勢湾でも浅く陸地に侵入しているがそれは本州に乗り上げていることはない。
 なぜ、伊豆で本州に衝突したのか以下に仮説を記載する。
1.伊豆諸島の大元は太平洋プレートが日本海溝で沈み込むことにより火山として発生した。この詳細は何度かこのBlogでも報告した。興味ある人は是非、見て頂きたい。
 それと海でできた砂等が複合したものである。
2.伊豆半島は南の海でできて、それがプレートで運ばれてきたものである。その間、途中でできた火山なども当然付加される。西ノ島が噴火で拡大するのと同様である。
3.フイリピン海プレートは元々温かいものであるが、太平洋プレートで生じる連続的な火山によりさらに温められて軽くなる。
4.この温められた島であった伊豆半島は日本列島と比較しても軽いので容易に沈み込めずに本土に衝突した。
 要すれば、太平洋プレートで連続的に火山がフィリピン海プレートの上に出来たのでプレートの温度は下がらず、軽くなったので、本土の冷たい地殻になかなか沈み込めなくなったということである。
 同じフイリピン海プレートでもパラオ・九州海嶺では温めてくれるものがないので、九州の下に沈み込む。同様に、伊勢湾でも浅く本土の下に沈みこむ。
 ハワイ諸島も当初は温かいが、それを温めてくれるものがないから、結局、天皇海山となり、太平洋に沈み込む。
 伊豆諸島はその意味では極めて珍しい場所ということになる。
フイリピン海プレートは北上する時、もっと深いマントル層からマグマが上昇し火山が作られる。ここの火山は噴火しながらもマグマの地殻への出口は移動しているのだろう。それは伊豆七島の深い奥底に断続しているのだろう。
 それが丹沢や伊豆半島の本土への衝突の原因の一つなのだろう。
 
 

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